残したい技がある。
残したい技術があります。皆さんにご覧いただきたい様々な竹の表情があります。
ご流儀によっても、また同じご流儀の中でも、お道具を組まれる方によって異なる風情が求められ、いただくご要望は千差万別です。特別な時間を演出されるお客様のために、常に厳選した材料と熟練の技術と経験でご相談に応じ、おひとつおひとつ丹精込めてお作りしています。
日常の中の茶道具から格式ある場に相応しいお品まで、季節やシーンに合わせてご要望に応じてご用意できるのは、職人にとって大きな喜びです。
竹工房三原では、竹の茶道具をご希望にあわせてお作りしております。柄杓はもちろん、茶杓、花入をはじめ、およそ竹で作ることのできる全ての茶具(煎茶道含む)を扱っており、全てフルオーダーで一点からご注文に応じています。
柄杓を知る
柄杓にも様々な形があります。基本的な形のほか、ご流派によって、いくつかの決まりごとが異なり、それぞれにご流派の所作が行いやすいよう考えられています。
柄杓の製作
柄杓作りは、竹の茶具の中で最も難しいものです。化学糊を使わず、水を入れて漏れないなど様々な配慮が必要で、よい品を作れるようになるまでに十年は要するといわれています。基本的な形は同じですが、ご流派によって少しずつ形が異なります。柄杓の種類と名称>
茶杓を知る
茶杓の制作
茶杓の制作は、機能性や景色、様々な美竹の条件を備えた材料を調達するところからはじまり、小刀の手技を鍛錬し、製作していきます。
筒
筒は共筒、追い筒として茶杓を保護する機能の他、真行草などの格を示し、筒を見た際に一目でどのような茶杓であるかわかるような、内容を示す記録の役割も担ってきました。様々な筒>
花入
青竹のもの、白竹、胡麻竹、様々な伝統の形の花入れをご注文に応じてお作りしています。花入れの種類も多岐にわたります。
伝統工芸師-柄杓師
三原啓司
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